アメリカ ハーブ紀行 (文庫版)



 わが家の玄関前のフラワーボックスに、秋の空を映したようなローズマリーの青い花が咲きはじめました。
「まあ、セイコの庭ではローズマリーが露地でも背丈ほどに伸びるんですって?なんて羨ましいこと。ウィスコンシンは寒すぎて、鉢植えにしても育てにくいのよ」
 1992年の夏、研修のために訪れたアメリカで、実の娘のように親切にしてくれたフィッシャー夫人の声が一瞬、耳もとに聞こえてきたような気がします。「すてきな思い出」そして「友情」という花言葉をもつローズマリーで感謝をこめた花束を作り、すぐにでも届けたいー。このハーブこそ、今の私の気持ちをそのまま伝えてくれるように思えます。

--ハーブ・ルネッサンスの地 アメリカへ より---


 《 目次 》
第1章 歴史に根づくアメリカのハーブ
第2章 アメリカンウェー・オブ・ライフ(生活の知恵)
第3章 暮らしに潤いをもたらすハーブ
第4章 植物とアメリカ社会のいい関係





ハーブ・ルネサンスの地、アメリカ。自然回帰の波にのって蘇ったハーブが、いかに暮らしに根付き社会に溶け込んでいるか。フィッシャー家の五代にわたるハーブ料理のレシピ、実地に体験した苗作り、森につくったリタイア後の農場、進んだ園芸療法等を通し、堅実でヒューマンなアメリカ流ハーバルライフを公開。

著書:
発行所:講談社
価格: \960円 (税込)
size:15 x 11 (cm) 文庫版
ページ数:265p

アメリカ ハーブ紀行


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